A. レイキは、他のヒーリングテクニックとは異なった方法で教えられます。レイキを中継する能力は、アチューンメントによってレイキマスターから授けられます(ホーリーファイア®︎レイキでは、従来のアチューンメントの効果をさらに上げた、プレースメントとイグニッションが行われます) 。アチューンメントでは、レイ(靈)またはスピリチュアルな意識が、受講性がレイキエネルギーを中継する能力を確立できるように、受講生のチャクラとエネルギーの通り道、そして意識の中の深い部分を整え、受講生をレイキの源へ繋げます。この過程や変化は一人一人違います。レイキマスターはアチューンメント・プロセスを指揮するのではなく、受講生がスピリチュアルな意識からアチューンメントエネルギーを中継できる流れを作ります。

 レイキアチューンメントは大変パワフルでスピリチュアルな体験であると同時に、レイキ講座において最も重要な部分です。この過程はレイキのスピリチュアルな意識によって導かれ、受ける人によって必要なものが違うため、それぞれ異なった体験になります。

A. レイキはパワフルかつ繊細です。レイキはその長い歴史のなかで、日常的に起こる病から数々の重篤な病、怪我などに悩む人々を癒してきました。また、レイキ・セッションではとても心地良く素晴らしい感触を得ることができ、クライアントと実践者の両方にスピリチュアルでポジティブな効果をもたらします。

A. 人間は皆、生命エネルギーまたは気と呼ばれるものが体中を流れることで生命を維持しています。気は、チャクラと呼ばれる通路と経絡、それにナディと呼ばれるエネルギーの通路を通って体中を巡っており、内臓や細胞にまで伸びています。また、体の外側にあるオーラと呼ばれるエネルギー体にも流れています。健康な気の流れは、バランスを取りながら自由で活発に動いており、これが健康な体を保っています。気は体の中の内臓や細胞に流れることによって生命を吹き込み、体の隅々まで栄養を送り込むことで生命活動を支えています。健康な気の流れが滞ると、内臓の機能が落ちたり、細胞の働きが鈍ります。そのため、気の流れが乱れると、あらゆる不調の原因になることがあります。

  気は、感情や考え方に敏感に反応します。前向きで楽観的な考えを持っている場合は、活発になったり、気持ちが明るくなったりしますが、ネガティブな考えを持っている場合、気の流れが滞り、気分が悪くなったりすることもあります。意識しているかどうかにかかわらず、ネガティブな考えが潜在意識に蓄積していたり、自分自身に対してネガティブな見方をしていると、それが健康な気の流れを永続的に妨げてしまいます。これらのネガティブな考え方や感情は気に悪影響を与えて不健康な気を生み、そのような気は内臓や細胞に付着し、健康な気の流れを妨げます。場所によっては、このような停滞が内臓や細胞などに悪影響を与え、機能を低下させるため、停滞が解消しない限り病気になる可能性も高くなります。

  レイキ・セッションを受けると、レイキエネルギーのスピリチュアルな意識が、その人のどこに病気があるのかを探し出します。通常は、実践者の手の一番近くにある癒しを必要とする部分へレイキエネルギーが導かれますが、手から離れていても、そのように必要としている部分があれば、レイキはそこへ流れていきます。そして、レイキエネルギーは癒しを必要としている部分や、エネルギーの停滞の原因となっているネガティブな思考、感情に働きかけ、それらを前向きな思考と感情に置き換えることで、不調の元を解放します。この癒しはさまざまな方法で起こります。レイキが不調な部分やその周辺のエネルギー・フィールドに流れ、それをポジティブで健康的なエネルギーに置き換えることで、ネガティブな思考や感情が存在する場所の波動を高めます。ネガティブな思考を癒して解放されるように促し、体内のエネルギーの通り道の浄化や強化をして癒すことによって、健康的な気が自然に入ってくるようになります。

  レイキにより、エネルギーの停滞を起こしている場所全体が高レベルの意識へ持ち上げられることがあります。また、エネルギーの停滞が溶けたり燃え尽きたりした感覚になることもあります。停滞が解消される際には、寒気を感じることがあり、また、溶けたり燃え尽きたりした感覚を感じた際には、熱く感じることがあります。停滞が解消される際には、寒気を感じることがあり、また、溶けたり燃え尽きたりした感覚を感じた際には、熱く感じることがあります。

A. レイキがあなたのエネルギーを枯渇させることはありません。

レイキというヒーリングエネルギーは、レイキ実践者を中継して流れます。セッションで使用されるレイキエネルギーには、レイキ実践者自身のエネルギーは含まれていないため、レイキ実践者のエネルギーが枯渇することはありません。実際に、レイキの意識は、レイキ実践者とクライアントの両方が癒しを必要としていると考えているため、セッション中は両者が同時に癒されていきます。このため、レイキ・セッションを行うたびに、レイキ実践者のエネルギーも高まり、その実践者の感情を幸福で愛に包まれた状態にしてくれます。

A. レイキは、医療や心のケアなど、あらゆる種類の治療と併せて安心して使うことができます。アメリカ国内にある800以上の病院でレイキが取り入れられており、手術室やICU(集中治療室)でも活用されています(1)。医療現場におけるレイキの活用について、看護師や医療関係者に行ったインタビューによると、レイキは手術後の回復期間を早めたり、意識の向上に役立ったり、化学療法や放射線治療、その他の医療処置を含む薬の副作用の軽減に役立つといった回答を得ています。アメリカのコネチカット州ハートフォードにある、ハートフォード病院の研究によると、レイキよって患者の86%が睡眠の質の向上、78%が痛みの軽減、80%が嘔吐の軽減、94%が妊娠中の不安の軽減を示したとのことです。

  また、レイキは精神的なトラウマや、その他の問題のケアを向上させるために、心理療法と併せて使用されています。これには、記憶力の向上、自信の回復といったような心理的な利点も含まれています。心理学におけるレイキの活用は、少し離れたところから行うセッションが一般的です。肉体的、または精神的な疾患を持っている方がセッションを受ける場合には、患者のことをよく理解している医師や心理学者、その他ライセンスを持った医療の専門家の監督の下でセッションを行うことをおすすめします。

 (1) 患者にレイキ・セッションを提供し、レイキプログラムについて詳細な情報を提供している病院のリストは、www.centerforreikiresearch.orgをクリックし、Hospital List(病院リスト)を参照(英語のみ。)

A. レイキは、クライアントに愛と慈しみを提供するという点で、スピリチュアルな性質を持っていますが、宗教ではありません。教義もありませんし、他のどの宗教とも対立しません。レイキ実践者の中にはそれぞれの宗教を信仰している人も多くおり、また、レイキによって宗教的な経験が深まったという人も多くいます。